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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』

ボブという名の猫

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=lJ0Nej4-Fpk

人生のどん底の
ストリートミュージシャンは
一匹の猫と出会うことで
自分を取り戻していく


男爵'sレビュー

2017年111本目

とにかく猫が可愛い
とにかくかわいい
非常に知的で
おとなしい表情で
猫の自分勝手なところとかは
あまり見せない
常に主人公のそばに寄り添い
ともに歩んでいくパートナーとして描かれる

薬中という人種は
本当にどうしようもないな
ということを感じながらも
そこから何とか抜け出そうともがく者たちは
結局のところ
人間の普遍的な姿なんだろうなぁ
とも思う
必ずしも世界は
自分の思うようにはいかない
そんな時は
助けてくれる人がいるかどうかということが
極めて大事なのだ

根本の部分では
よくわからない映画でもある
それは「実話だから」という逃げで
説明を省かれている部分だが
なぜ彼らが世間から見いだされ
人々の人気者になったのかという
根本的な理由については
説得力があるわけではない
だって猫を飼ってるホームレスなんて
いっぱいいるじゃないか
なぜ彼だけが
世間から人気となり
自らを救うことができたのかは
この映画だけではわからないし
結局誰にもわからないのだろう
猫が可愛いから?
猫は可愛いものだ
それは「ボブ」に限ったことじゃない

人の不幸話と
それに伴う復帰の物語は
第三者として
心地よく観れるということか
そういう感覚があまりわからない身としては
この映画の爽快さというか
「感動」の部分は
よくわからない
父と息子の話については
まぁ根底に流れているんだけど
こんなもんだろうしなぁ
救われた人間は幸いなり


評価は
2.1/5
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プロフィール

リョビルノフスキー男爵

Author:リョビルノフスキー男爵
人生で十本の指に入る映画

リョビルノフスキー男爵:『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』『Uボート』『ワイルドバンチ』『トランスフォーマー リベンジ』『ロスト・チルドレン』『イギリスから来た男』『トニー滝谷』『蜘蛛巣城』『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』『紅の豚』

エリザベス・エリコ:『真夜中のカーボーイ』『サムサフィ』『ドレッサー』『太陽がいっぱい』『サブウェイパニック』『ロック・ストック・アンド・トゥー・スモーキング・バレルズ』『ジョーヒル』『死刑台のメロディー』『スウィートスウィートビレッジ』『モスクワは涙を信じない』『人生は長く静かな川』『ファンダンゴ』『アメリカングラフティー』

男爵「十本って言ったじゃん・・・」

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